2023-24

Posted by Erma Hippe on Tuesday, May 21, 2024
2023年秋冬トレンド

LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

2023-24年秋冬コレクションのランウェイから読み解く、トレンドキーワード30を解説。全体のムードやトレンドアイテム、トレンドカラーをはじめ、靴&バッグ、ヘア&メイクアップまでを網羅!着こなしのヒントも合わせてチェックして。

今シーズンは、エレガントで自立した女性像が浮かび上がった。世界的なパンデミックの終息を迎え、活気を取り戻しつつある一方で、戦争の長期化や、世界的な物価上昇から先行き不透明な情勢が続いている。今季はそんな時代を強く生き抜くため、人々を鼓舞するクリエイションが多く登場した。

  • センシュアリティ/ランジェリー
  • パンク
  • レイドバック・ラグジュアリー
  • オフィスファッションの新解釈
  • 不完全の美
  • ビッグショルダージャケット
  • マキシ丈コート
  • レザージャケット/コート
  • フーディ
  • フリンジスカート
  • シアー素材
  • ダークフラワーモチーフ
  • リボン
  • トロンプルイユ(だまし絵)
  • チェック柄
  • トレンドカラー:赤
  • トレンドカラー:黒
  • トレンドカラー:ピンク
  • バッグ:横長バッグ
  • バッグ:キャッチーなモチーフバッグ
  • バッグ:ビッグトート
  • シューズ:スリングバックシューズ
  • シューズ:サイハイブーツ
  • アクセサリー:ブラックタイ
  • アクセサリー:ブローチ
  • アクセサリー:フェイクファーチャーム
  • メイクトレンド:ブラックリップ
  • メイクトレンド:カラーマスカラ
  • ヘアトレンド:ウェーブヘア
  • ヘアトレンド:オールバック×アップスタイル
  • センシュアリティ/ランジェリー

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

    左から:ディオール、フェンディ、ドルチェ&ガッバーナ

    官能的な美しさを意味する“センシュアリティ” はこの秋冬のビッグキーワード。昨今のY2Kトレンドが追い風になり、肌見せを中心としたスタイルがランウェイを席巻した。秋冬シーズンでありながら、ブラトップやビスチェなどランジェリーを使ったルックが登場している。

    ディオールはジャケットとスカートのセットアップに、ブラをトップスとして見せるコーディネートを披露。フェンディやドルチェ&ガッバーナもレースを使ったランジェリーをトップスやドレスとして提案している。

    日本でブラジャーのみをトップスとして着用するのは現実的ではないが、ジャケットからチラ見せしたり、トップスとレイヤードしたりとセンシュアルなコーディネートを楽しみたい。

    パンク

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

    左から:アディアム、アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド、ヴァレンティノ

    不安定な情勢に対する反骨精神を反映しているかように今季はパンクを感じさせるデザインが目立った。ハトメやピン、スタッズなどの装飾をはじめ、ダメージ加工などあらゆるテクニックでパンクが表現されている。またチェックやライダースジャケットなど、英国ロックのディテールも登場。

    また2022年にこの世を去ったヴィヴィアン・ウエストウッドにオマージュを捧げたブランドもあった。“パンクの女王”としてモード界に君臨し続けたヴィヴィアンに影響を受けたデザイナーは数知れず、2023年春夏コレクションではマーク ジェイコブスが、またヴィヴィアンの夫、アンドレアス・クロンターラーが手掛けるアンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッドなどもダイレクトにデザインに取り入れた。

    今季パンクファッションを取り入れるなら、足元はプラットフォームサンダルやブーツがマスト。ボリュームのあるシューズを合わせることでコーディネートが締まる。

    レイドバック・ラグジュアリー

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    左から:バレンシアガ、イザベル マラン、ジル サンダー

    気負わずラグジュアリーを楽しむスタイル。今季はこれまで主流だったオーバーサイズだけでなく、縦長を意識したややスリムなシルエットが新鮮。

    イザベル マランは、ニュートラルカラーでも決して野暮ったくなく、洗練された大人の余裕を醸す。バレンシアガはオーバーサイズのトレンチコートとジーンズを合わせて、リラックス感のある上品な雰囲気に。カジュアルでベーシックなアイテムも組み合わせ次第でモードかつラグジュアリーに見せるスタイルからも目が離せない。

    オフィスファッションの新解釈

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    左から:ミュウミュウ、コペルニ、プラダ

    今季はオフィスファッションの定番アイテムがさまざまな形でアレンジされている。コンサバムードが漂うシャツやネクタイ、ニットのアンサンブル、ペンシルスカートなどにひねりを加えた提案が新鮮だ。

    1990〜2000年代のムードを感じさせるミュウミュウは、ベーシックなニットのアンサンブルと、透け感のあるペンシルスカートを合わせてアレンジ。コペルニはシャツをレイヤードしたセーターにインパクトのあるブローチをプラス。プラダからはナースのユニフォームに着想を得た白衣風のワンピースが登場した。

    コロナ禍を経て働き方が多様化した今、これらのスタイリングは仕事モードのスイッチを入れるのにぴったり。スタイリッシュな仕事着を新調して、オンオフの切り替えを図ってみよう。

    不完全の美

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    左から:サカイ、ヨウジヤマモト、ディーゼル

    今季は“不完全の美”をキーワードにしたコレクションがランウェイに台頭した。前後左右で異なるアシンメトリー、切りっぱなし、ダメージ加工など、完璧ではない美しさを尊重するアレンジなど。不完全の美は日本独自の美意識「わびさび」に通ずるもの。

    サカイはしつけ糸を施したアシンメトリーなカッティングのドレスを、ヨウジヤマモトはランダムなテープ状の装飾を入れたコートを披露。ディーゼルはまばらに透け感のあるデニムドレスで、不完全の美を表現した。

    ダメージ加工は昨シーズンから引き続き注目を集めている技法ではあるが、伝統的なアイテムを崩して再構築するのが今季らしい。一見異なる目を引くデザインは、着用者の個性を引き出してくれる。

    ビッグショルダージャケット

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    サンローラン、グッチ、ドリス ヴァン ノッテン

    1980年代を彷彿とさせる大胆なビッグショルダーが華やかにカムバック。肩を誇張したジャケットやコートなどを、細身のボトムスに合わせたメリハリの効いたスタイリングが目立った。

    サンローランは、ビッグショルダーのジャケットをミニドレスに合わせてボディコンシャスなスタイルに。グッチはボーイフレンドデニムにとコーディネートしてカジュアルでありながら品のある印象に昇華している。

    都会的でエレガントなスタイルにぴったりなビッグショルダージャケット。お仕事やお出かけなど、さまざまなシーンで活躍しそうだ。

    マキシ丈コート

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    左から:ステラ マッカートニー、マックスマーラ、アクネ ストゥディオズ

    エレガントなムードが台頭した今シーズンのコートは、マキシ丈が気分だ。体をすっぽり覆うチェスターコートやトレンチコート、ピーコート、モッズコートなどが提案されている。ランウェイでは長身のモデルでも裾を引きずるほど長い丈で登場していたが、リアルにはくるぶし丈くらいで取り入れるのが◎。

    メルトンウールをはじめ、なめらかでツヤのある素材が多い傾向。色はブラックやキャメル、グレーまでベーシックカラーが使いやすい。マキシ丈のコートは洗練された印象を与えてくれるので、オンオフ問わず着用したい。

    レザージャケット/コート

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    左から:コーチ、アレキサンダー・マックイーン、トッズ

    アウターはレザーで仕立てたアイテムが豊富に登場した。定番のライダースジャケットをはじめ、テーラードジャケットやトレンチコートなど。レザーはほどよい重厚感があり、エレガントな光沢感が魅力だ。

    コーチからはジャケットとスカート、ショートパンツなどのセットアップが、トッズやアレキサンダー・マックイーンはマキシ丈のコートが発表された。色はブラックだけでなく、ブラウンやグレー、パープルなど深みのあるカラーパレットが今季らしい。

    羽織るだけでコーディネートが決まるレザーアウターは1枚持っているととても便利。最初はブラックがおすすめだが、ブラックを持っている人はカラーものにもチャレンジしてほしい。

    フーディ

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    左から:ミュウミュウ、クレージュ、アンダーカバー

    これまでストリートやカジュアルの印象が強かったフーディが、今季はモードに昇格。オーバーサイズのフーディはワンピースのようにまとって、ニーハイブーツやパンプスを合わせればエレガントに。

    クレージュは脇下にスリットを施したコクーンシルエットのフーディを、ミュウミュウはフーディをコートにレイヤードし、タイツをボトムスとしてコーディネート。

    フーディはかしこまらず、リラックス感のあるアイテム。モードの雰囲気を感じさせる新しいコーディネートにチャレンジしてみよう。

    フリンジスカート

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    左から:マイケル・コース コレクション、プロエンザ スクーラー、ロク

    センシュアルなトレンドが目立った今シーズン、フリンジスカートはひだのように太いスリット状で取り入れるのが旬。マキシ丈でありながらも、スリットが歩くたびに揺れて肌見せができ、ダイナミックな美しさがある。

    マイケル・コース コレクションはテーラードジャケットと同素材のスリットスカートを、プロエンザ スクーラーは白いセーターとスリット入りのニットスカートのセットアップを発表。

    素足が見える状態のため、秋冬の防寒対策に足元はロングブーツがおすすめ。またはタイツを合わせて、コーディネートするのも◎。

    シアー素材

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    左から:エトロ、グッチ、ヌメロ ヴェントゥーノ

    ランウェイには、シアーな素材感のドレスやブラウスがバリエーション豊富に登場した。レースやオーガンジーなどのシースルー素材は身体のラインを露わにし、色っぽさを演出。またレースをあしらったり、コルセットのようなディテールを合わせたりと、ランジェリー風の装飾のあるデザインも目立ち、大人の妖艶なムードを醸し出してくれそうだ。

    レイヤードアイテムとして取り入れやすいのがシアートップス。抜け感があり、キャミソールやトップスなどと重ねてコーディネートを楽しもう。

    ダークフラワーモチーフ

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    左から:アーデム、バーバリー、ドリス ヴァン ノッテン

    ダークロマンスの雰囲気を醸し出す重厚なフワラーモチーフ。 “かわいい”だけじゃないミステリアスで洗練されたスタイルに仕上げるのが特徴だ。中には“愛”を意味するバラや、“希望”の花言葉を持つアイリスなどのモチーフもあり、着る人々を応援するメッセージが隠れている。

    今季は主役のアイテムとして、大花柄のワンピースやコートなどで取り入れたい。バーバリーのイエロー×パープルやアーデムのブラック×ピンクの掛け合わせなど、大胆にコントラストが効いた配色が今季流。

    リボン

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    左から:シモーン ロシャ、ニナ リッチ、バルマン

    リボンをキーモチーフにしたコレクションがランウェイにあふれた今シーズン。繊細な蝶々結びのリボンがあれば、大胆なビッグサイズのリボンもあり、それぞれで醸し出す雰囲気が異なるのが面白い。

    シモーン ロシャはリボン柄のレースドレスに真っ赤なリボンを装飾。ニナ リッチは巨大なリボン型のトップスを、バルマンはボウブラウスを数多くランウェイに登場させ、フロントに大きなリボンをあしらった。

    可憐で甘さがありながらも、凛とした印象があるのがリボンのよさ。まずはボウタイブラウスから取り入れて、“大人かわいい”のスタイルにトライしてほしい。

    トロンプルイユ(だまし絵)

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    左から:ボッテガ・ヴェネタ、ロエベ、エムエム6 メゾン マルジェラ

    “だまし絵”を意味するトロンプルイユは、今季多用されたテクニックの一つ。レザーの職人技やプリントの技術を駆使して、思わず2度見したくなるようなユニークなデザインが登場している。

    ボッテガ・ヴェネタはレザーで仕立てたシャツとショートパンツ、ソックスを提案し、ブランドが誇る高い職人技を証明。ロエベはヴィンテージドレスをプリントしたワンピースを、エムエム6 メゾン マルジェラはレイヤードしているように見えるパーカなどをランウェイに送り出した。

    日常に小さなサプライズを与えてくれるトロンプルイユ。派手な装飾がなくても、デザイン性のある服の面白さを味わえる。

    チェック柄

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    左から:バーバリー、アンリアレイジ、イッセイ ミヤケ

    この秋冬は格子柄のバリエーションが豊か。タータンチェックなどの英国調の柄があればウィンドーペンやグレンチェックもあり、ランウェイを彩った。

    ダニエル・リーのファーストコレクションであるバーバリーは、ブランドのシグネチャーであるチェックをプレイフルに昇華。アンリアレイジは紫外線で色が変わるフォトクロミック素材を使用したコートを発表し、白いコートは太陽光やUVライトを浴びると、カラフルなチェック柄が浮かび上がる。

    伝統的な柄であるため上品な印象を与えながら、コーディネート次第でロックの雰囲気も演出できるのが魅力。素材の特性を味方にコーディネートを楽しもう。

    トレンドカラー:赤

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    左から:フェラガモ、パトゥ、マルニ

    2023-24年秋冬のトレンドカラーは赤。多くのブランドのコレクションでキーカラーとして用いられている。色彩心理学で赤は情熱的でエネルギーを与えてくれる色。やる気を出したいときや勝負に勝ちたいときに身につけると効果的だと言われる。

    フェラガモは、炎を連想させる真っ赤なニットのボディースーツで、パトゥはスポーツカーを彷彿とさせるエネルギッシュな赤のマーメードスカートを提案。赤が加わることでコーディネートがパワフルに、時にセンシュアルな印象にもなる。

    赤はトップスやワンピースなどの主役アイテムで取り入れたい。他の色と合わせる場合は黒や白を選んで、できるだけ赤を引き立てるのがベター。

    トレンドカラー:黒

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    左から:アライア、シャネル、ジュンヤ ワタナベ

    黒はファッションの定番色でありながら、今季を象徴するカラーの一つ。オールブラックのコーディネートは、エレガントでシャープな印象を与えてくれる。

    今シーズンの黒の着こなしポイントは、異素材を組み合わせることでニュアンスを出すこと。アライアはフィッシュネットのようなドレスに、クロップドのレザーアウターを合わせて、ハードとソフトの異なる黒の質感をミックス。

    色彩心理学では、自分を強く見せ、周囲に威厳を示すことができると言われている黒。自分を守りたいときに効果的に色を使うとよいのだとか。

    トレンドカラー:ピンク

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    左から:ジーシーディーエス、ヴェルサーチェ、イザベル マラン

    ピンクもこの秋冬注目のカラー。特にベビーピンクは、2023年8月に公開予定の映画『バービー』のキーカラーとして使われている影響もあり、ますます人気が出ること間違いなし。

    ランウェイでは、ジャケットとスカートのセットアップ、バッグやシューズまで、ワンカラーのコーディネートで登場。バービーになりきったつもりで臆せずにおしゃれを楽しみたい。

    色彩心理学でピンクは、恋愛、幸せ、思いやりなどを象徴すると言われている色。取り入れることで女性ホルモンのバランスを整え、女性らしさをアップする効果があると考えられているそう。ここぞという日に、ぜひピンクの色の持つ力を借りてみては。

    バッグ:横長バッグ

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    左から:フェンディ、グッチ、ヴァレンティノ

    バッグトレンドは横長型が新潮流。口がワイドに開き、底が浅いので荷物の出し入れがしやすく、デザインもスタイリッシュなのが魅力だ。

    フェンディのアイコンバッグ「バゲット」は横長型バッグの代表格。パンのバケットのように小脇に抱えて持つことがその名の由来で、遊び心がありエレガント。グッチはトム・フォード期に人気を博した大きなホースビットのチェーンバッグを復刻。ミュウミュウからもワイド型の新作バッグが登場しておりヒットの予感。

    バッグ:キャッチーなモチーフバッグ

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    左から:シャネル、トム ブラウン、エルメス

    SNSで映えるキャッチーなデザインが重要視されている今、遊び心のあるバッグもランウェイにあふれていた。

    シャネルはアイコニックなカメリアを象ったクロスボディバッグを、トム ブラウンは大きな時計をモチーフにしたハンドバッグを提案。エルメスからは馬毛をあしらったユニークなバッグが登場した。機能性は大事な要素だけど、持ったときの高揚感を得られるアイテムを選んでみるのもおすすめ。

    バッグ:ビッグトート

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    左から:ロエベ、ジェイ ダブリュー アンダーソン、ジル サンダー

    デザイン性と実用性を叶えたビッグトートがランウェイに登場。必需品からノートパソコンまですべて持ち歩きたい現代人にぴったり。通勤やマザーズバッグ、一泊二日の旅行にも対応できそうな大容量が魅力だ。

    ロエベからは折り紙のように畳むことができる新作トート、ジェイ ダブリュー アンダーソンからはマイケル・クラーク・カンパニーのロゴをのせたコラボトートがお目見え。ジル サンダーからも肩がけ可能なビッグトートが登場。コロナ禍が落ち着きを見せ、旅行を楽しむ人も増加傾向にある今、旅行バッグの新調にちょうどよさそうな新作がそろっている。

    シューズ:スリングバックシューズ

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    左から:サンローラン、ミュウミュウ、グッチ

    シューズはスリングバックのパンプスに注目。細長いポインテッドトゥと、華奢なストラップがセンシュアルなトレンドにマッチ。短いキトゥンヒールから高さのあるピンヒールまで種類豊富に出そろった。

    パンプスよりもカジュアルでありながら、サンダルもより上品な印象があり、あらゆるコーディネートに合わせやすいのが特徴。バックオープンで抜け感があるので、フォーマルな装いを少し崩したいときにぴったりだ。ミュウミュウはペンシルスカートにダブルストラップのスリングバックパンプスを合わせてコーディネート。

    シューズ:サイハイブーツ

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    左から:バリー、ボッテガ・ヴェネタ、エンポリオ アルマーニ

    ここ数シーズン、ミニ丈ボトムの人気でロングブーツのバリエーションが増えているが、今季はサイハイブーツもカムバック。ぴったりと密着するスキニーシルエットで、脚を長く美しく演出してくれる。

    コーディネートはオーバーサイズのジャケットとショートパンツや、ミニドレスなどに合わせるのが主流。エンポリオ アルマーニのようにレザーパンツのような感覚で、シャツとのレイヤードを楽しむのも◎。

    アクセサリー:ブラックタイ

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    左から:アレキサンダー・マックイーン、ヴァレンティノ、ディオール

    黒ネクタイがモードアイテムに急上昇。ディオールやヴァレンティノ、アレキサンダー・マックイーンなどが白シャツと合わせたルックを提案している。

    クラシカルでマニッシュなアイテムだからこそ、遊びを利かせて取り入れるのがおすすめ。柄や装飾が華やかなスカートやハイウエストのパンツ、キャッチーなバッグなどとコーディネートを楽しみたい。ジャケットとブーツを加えて、今季のムードの一つであるロックなファッションにも挑戦できる。

    アクセサリー:ブローチ

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT, GETTY IMAGES, COURTESY OF BRANDS

    左から:パコ ラバンヌ、ルイ・ヴィトン、ヌメロ ヴェントゥーノ

    今季は大ぶりのブローチを装飾したルックが目立った。シンプルなトップスやジャケットに立体的なモチーフを加えることで、コーディネートのアクセントに。

    ルイ・ヴィトンはホルンなどの管楽器、ヌメロヴェントゥーノはサソリが登場。リングやピアスなどのアクセサリーの色やトーンを合わせてぜひ取り入れたい。ユニークでインパクトがあるブローチは、人との会話のきっかけ作りに最適だ。

    アクセサリー:フェイクファーチャーム

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

    左から:スポーツマックス、バーバリー、ザディグ エ ヴォルテール

    秋冬シーズンならでのフェイクファーを使ったアクセサリーが多く登場。ファーシューズやファーハットなどがあふれた中、一際目を引いたのがしっぽをモチーフにしたファーチャームだ。2000年代に浜崎あゆみが火付け役になり大流行したしっぽのチャームを彷彿とさせる。

    スポーツマックスはパンツのベルトループにつけてコーディネートのアクセントに。バーバリーやザディグ エ ヴォルテールはバッグチャームとして提案した。Y2Kファッションやルーズソックスが再ブームを起こす中、ファーチャームのスタイルも復活しそうだ。

    メイクトレンド:ブラックリップ

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    左から:ボラ アクス、マーク ファスト、ロダルテ

    今季のメイクアップは素肌感を生かしたナチュラルな傾向が強いものの、ゴシックな印象を感じさせるダークなムードもトレンドに浮上。ブラックのポイントメイクを取り入れると、モードな印象を強めてくれる。

    ボラ アクスとマーク ファストのように、ナチュラルメイクをベースにブラックリップに一点集中するのもよし。ロダルテのようにブラックリップとマッチするキャットアイラインを引いてドラマティックな印象に仕上げるのもおすすめだ。

    メイクトレンド:カラーマスカラ

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    左から:ヴィクトリア ベッカム、プラダ、アナ スイ

    アイメイクはカラーマスカラに注目。パステル調のブルーやパープル、イエローなどを取り入れるのが今季流。アナ スイは上下のまつげで別々の色をのせて、プレイフルな目元を演出。プラダはまつ毛を上げずに、あえて下向きにしてカラーマスカラを塗ることでソフトな印象に。

    取り入れる際には発色を楽しむために、束感が出るようにたっぷりとカラーマスカラを塗るのがポイント。またアイライナーやアイシャドウを同色にしたり、異なる色を使ってコントラストを利かせたりとアレンジも自在。

    ヘアトレンド:ウェーブヘア

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

    左から:ボッテガ・ヴェネタ、シャネル、エルメス

    “レイドバック・ラグジュアリー”の雰囲気はヘアスタイルにも反映されている。今季はくせ毛を生かしたウェーブや、ゆるく巻いたビーチウェーブが旬。

    ボッテガ・ヴェネタはファーストルックから洗いざらしのようなナチュラルなくせ毛風ヘアスタイルが登場。シャネルはゆるやかなビーチウェーブのハーフアップで抜け感を演出した。洗練された印象がありながらもリラックスムードを取り入れるのがよさそう。

    髪のダメージすらも個性に見せられるこのトレンドだけど、オイルなどでしっかりとツヤを与えることで色気をプラスしてみよう。

    ヘアトレンド:オールバック×アップスタイル

    2023年秋冬トレンドLAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

    左から:マイケル・コース コレクション、サンローラン、サカイ

    ファッションのエレガントなトレンドに連動し、すっきりとしたまとめ髪がランウェイを席巻した。今季目立ったのが、オールバックで団子にしたアップスタイル。

    マイケル・コース コレクションでは結び目のゴムを髪で巻いたポニーテール。サンローランは、低い位置のお団子ヘアにテーラードアイテムを合わせて、ハンサムウーマンの気品を感じさせる。

    トライするなら、後れ毛が出ないようにしっかりとジェルやスプレーで固めてセットするのがおすすめ。飾り付きのゴムやバレッタなどシンプルなヘアアクセサリーを使用するのもよし。

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